SSブログ

椿の花の貴婦人 立春の日に名曲を [季節の風物]

ツバキの赤い花に見とれてしまい、Verdiヴェルディさんの歌劇「椿姫」をご紹介するの、忘れてしまいましたぁ。
ナノデ、立春の前に"椿と山茶花の 大寒"の続編を。

日本では「椿姫」とされてますが原作はAlexandre Dumas filsアレクサンドル・デュマ・フィスの小説 "La Dame aux camelias 椿の花の貴婦人"でして、彼はそれを、道を踏み外した女、堕落した女という意味ラシイ "La traviata トラヴィアータ"と題名を変えて、ヒロインの名前までをもスミレの花の"Violetta ヴィオレッタ"にしているのでアリンス。ヴェルディさんの真意は不詳。

主人公はフダンから白い椿の花を身につけるので"椿姫"と呼ばれていたパリ社交界の花形女性で、出逢った純情一途な青年と恋に落ち、華美な生活を捨て去って二人の静かな暮らしに入るのですが、彼の父親から反対されることとなって、訳を告げずに彼から身を引くものの、すべてが許されたときには失意のウチに結核にかかってしまっていて、 "新しい力がわいてくる"と言い残してこと切れる、というマッタクモッテの純愛物語なのです。

その中で歌われる曲はイロイロありますが、ヒロインとしてソプラノの歌声では、故マリア・カラスMaria Callasさんが別格で、ハイートーンなのに張り上げすぎないで感情のこもった声、聴いていて心落ち着く美声ですが、本日ココは、ヴィオレッタと青年が出逢うシーンで歌われる曲、ご存じ"乾杯の歌"を選曲。 
先ずは故パヴァロッティLuciano Pavarottiオジサン、"神に祝福された声"とも"キング・オブ・ハイC"とも称賛された力強い美声と、三大テノールの二人目、ドミンゴPlácido Domingoさんの、テノール聴き比べをどうぞ。
            
アト、歌劇の前奏曲メロディーをモチーフにして作曲されたタンゴ "ヴィオレッタに捧げし歌"も原曲同様グッド。
                                      
  それぞれヴェルディ歌劇の雰囲気充満デ、活力ある歌声や華麗で艶やかな曲なので、立春の日のお祝いに。

                        今日はシャンプー日和ですたぁ。
               《エステ中》       》 》 》 》 》     《変身後 「椿の君」に?》
椿の君.jpg


コメント(2) 

コメント 2

淳之介

続編ありがとうございます。<(_ _)>
毎回の事ながら、お勉強になりました。

節気や風水などでは、立春が年の始り・春を意味している2月4日は、
万人が祝う日であり、my誕生日で・・心があらたまる日です。
"乾杯の歌"も"ヴィオレッタに捧げし歌"も、こんなに真剣に聞いたのは
初めて。ボスとYou Tubeに、感謝です。ありがとうございます。
ボスの、音楽趣向幅の広さに・・あらためて\(◎o◎)/!
いっぱいいっぱい、ご披露ください。お待ちしております。

※福太郎も、シャンプーしましたー。(^_^)/
by 淳之介 (2013-02-02 19:36) 

Soran606

毎度ありがとうございます。おはようございます。

パヴァロおじさんが歌い終わって"全力を出し切ったよっ!"
と言ってるかのような視線と体の動きは、
音楽の神に認められていて、自信たっぷりですね。

ヴィオレッタの衣装、国内では白や赤などのドレスが見られ
ますが、海外ではご覧のような黒地がほとんどのようで、
やはり椿の白い花が映えるプリマドンナが、この舞台には
ふさわしいと思いますです。 ナノデ、年中イエローの
僕や福ちゃんは、「椿の君」になるのはどうもムリですねぇ。
by Soran606 (2013-02-03 09:57) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

椿と山茶花の 大寒節分 立春 ブログトップ
 >>>記事を遡るにはこの行を↑↑↑ 《click

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。