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花の縁 お祭りねぷた [季節の風物]

浅草のかつての歓楽街「浅草六区ろっく」では近ごろアチコチで、再開発ビルの建設ラッシュでアリンス。
「六区」とは、江戸の時代に浅草寺の境内だったエリアが明治になると「浅草公園」と指定されてできた7つの区画のうちの一つ、その後には演劇場や映画館などの娯楽や大衆芸能の一大拠点になっていったのはご存じのとおりでして、Myボス子どものころ、通りはヒトのナミであふれていたソウナ。

 で、今日の光景、ご覧のように何やら大型張り子のディスプレイ。見ると、「弘前ねぷた」とありまする。
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弘前ねぷた浅草まつり」と銘うって今回で3回目となる行事のようでして、重要無形民俗文化財に指定されている弘前ねぷたのミニミニ版。明日からの土日には、現地からお囃子ご一行さんも来て辺りを練り歩くらしいの。
本場モノは見たことないんですが、伝統の由来について説明文曰く、"農作業の妨げとなる眠気や怠け心などを流す「眠り流し」という農民行事から生まれ・・・語源は ねむたながしねむたねぷた、と転訛した"とあって、Myボス納得。青森ne-bu-taではなく、弘前のは ne-pu-ta なんですねぇ。
600-1.jpg
 今回のインプレッションねぷたは高さ4.5mで、まもなく一周忌を迎える歌舞伎の中村勘三郎さんをイメージした
                                                     「お祭りねぷた」だそう。
縁は異なモノで、"永井荷風 すみだ川"でご案内した今戸いまど橋近くでの芝居小屋"平成中村座"を公演中のコト、当時浅草奥山のこども歌舞伎まつりに出演中だった弘前の子どもたちに勘三郎さんから生花が贈られたのがキッカケという"花の縁"なのでした。 キット、夜になって"お祭りねぷた"の中に明かりが灯されるとサゾ華やぐのでしょうねぇ、と思いますデス。 ・・・帰り際に買ってもらった産直の弘前りんご、おいしくいただきましたァ。


コメント(2) 

コメント 2

淳之介

昨年、横浜滞在中・・勘三郎さんが、逝去されたニュースが流れ、とっても驚いたのを思い出しました。

大型張り子の曲線と鮮やかな色使い、弘前ねぷたでヨミガエッタ勘三郎さん。ご本人同様、味わい深い仕上がりですね!
一度、舞台を拝見したかったですー。


by 淳之介 (2013-11-08 21:41) 

Soran606

いつもありがとうございます。

そうですよネ、実物のお顔、間近で拝したかったと思いますぅ。
ねぷたの姿、見得を切ってるとこラシイのですが、失礼ながら、
最初はナニ?ダレッ?ていう感じですたぁ。


by Soran606 (2013-11-09 17:08) 

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