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椿と山茶花の 大寒 [季節の風物]

今日このごろの隅田公園やその周辺では、あちらこちらで椿ツバキ?山茶花サザンカ?寒椿カンツバキ?が花をつけてますタァ。
椿ツバキは、"日本原産の常緑樹で、冬から春にかけて花を咲かせる"と言われてますが、"まだ美しく咲いている花があるのに潔く散ってゆく"様子を武士の心にたとえて「散椿」、別名「武士椿もののふつばき」と名付けられた古木もあったりして、Myボス言うには、どこか桜サクラのココロと通じる日本人の心象につながっていて、意外に奥が深い樹木でアリンス。                              〈ボクの嗅覚、いいカオリ感じてます〉寒椿1.jpg
チナミニ、アール・ヌーボー椿のデザインを1918(大正7)年に商標登録した創業140周年の資生堂では、"花椿"に加えて"神椿"や"未来椿"とかのネーミングまでつくり出してますしネ。

それに比べて、めっぽう目立たないのが山茶花サザンカさんでして、ツバキ目ツバキ科ツバキ属の血統ナノニ、演歌
「さざんかの宿」で "♪♪赤く咲いても冬の花 咲いてさびしい~" などと歌われてしまい、ナノデ、ココはやはり1941年(昭和16年)に発表されて"日本の歌百選"にも入っている童謡「たきび
                    ・・・♪♪さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき~。
寒椿2.jpg
で、寒椿という呼び方があって、"寒"の季節に咲く"椿"のコトだとボクらが思いこんでいたのは、実はツバキではなく、ツバキとサザンカの交雑種、モシクハ、サザンカの園芸品種の一種だそうで、正式品種名は別物ラシイの。
だからなのでしょうか、隅田公園アタリではご覧のように、花びらの花弁は散っていても本体は残ってマスです。
なので、ボクらでは、ツバキ?サザンカ?カンツバキ?、なかなか見分けがつかないのでご容赦。

マ、今や、武士を、ましてや武士椿も見ること叶わず、椿と山茶花と寒椿の識別さえもムズカシくなってるようです。紅梅.jpg
               転句・・・紅梅の芽、ご覧のようです。今しばらくにと小鳥のさえずり・・・。

コメント(3) 

コメント 3

淳之介

椿ツバキ?山茶花サザンカ?寒椿カンツバキ?
それと、モクレン?とコブシ?えーっと、ビオラ?とパンジー?

そーいえば、
花ごとポトンと落ちるのが椿、花びらが散るのが山茶花と、
祖母から教えてもらった記憶が。
ということであれば、我が家の近くで見かけるのは・・山茶花かしら。

寒さは続きますが、春の訪れも近し!でしょうか。(*^^)
by 淳之介 (2013-01-29 21:56) 

Soran606

毎度ありがとうございます。おはようございます。

恥ずかしナガラ、
"もののふの椿の花は落ちずとも
     今しばらくにと鳥のさえずり" 
というのがこのページのココロでして、
春よ来いの気持ち、ご明察のとおりですたぁ。
               2013-01-30 07:25
by Soran606 (2013-01-30 14:17) 

Soran606

ツバキの赤い花を愛でていて、大事なコトご紹介するの、
忘れてしまいましたぁ・・・後日に。
                    2013-01-30 07:30
by Soran606 (2013-01-30 14:19) 

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